分子生物学は比較的新しく生まれた分野です。ですから少なからず、生化学をはじめ、多くの分野と重なり合う部分が存在します。昨今の研究領域の中心はゲノム上の遺伝情報を解読や、それらがどのように調節されているのかなどを解明することなど。すなわち人類の未来を担う最も重要な学問領域のひとつと言えます。
エヌ・エイ・アイ(NAI)の校閲者、翻訳者は、分子生物学、生化学および生物学に精通しており、現在に至るまで、当たり前のように、数えきれないほどの分子生物学関連の原稿をお取扱いしてまいりました。
こうした中、エヌ・エイ・アイ(NAI)のコーディネーターはご依頼原稿を細かい分野まで見極め、多数いる校閲者、翻訳者の中から適任者を選出するよう努めております。
担当する校閲者、翻訳者には、Ph.D.を保持している大学教授もいます。国際科学雑誌編集部で活躍するエディターもいます。生物学研究の第一戦で活躍している現役の方達もいます。このように、現役を引退した後も科学の発展に寄与したいという、純粋な思いの方達で構成されています。そして彼らは皆、エヌ・エイ・アイ(NAI)の厳しい審査基準をクリアした方ばかりです。
もちろん論文だけでなく、国際学会でのプレゼンテーション、査読者としてのコメント、科学研究費申請のための計画書など、多種多様な文章の英文校閲、翻訳も対応しております。
対応専門分野
- Protein Science タンパク質科学
- Genetics 遺伝子学
- Plant Glycobiology 植物糖鎖生物学
- Molecular Control 分子制御
- Cell Biology 細胞生物学
- Cell Biochemistry 細胞生化学
- Environmental Response 環境応答
- Immune Regulation 免疫制御
- Gene Expression Control 遺伝子発現制御
- Cell Information 細胞情報
- Cellular Environmental Science 細胞環境科学
- Molecular Cell Biology 分子細胞生物学
- molecular genetics 分子遺伝学
- Gene Expression Control 遺伝子発現制御
- Immune Regulation 免疫制御
- Molecular Microbiology 分子微生物学
- Microbial Fat Science 微生物脂肪科学
- Plant Control Science 植物制御科学
- Cancer Immunotherapy がん免疫療法
- Morphology 形態学
- Cellular Environmental Science 細胞環境科学
- Cell Information 細胞情報
- Functional Biology 機能生物学
- Pathology 病理学
- Immunology 免疫学
- Microbiology 微生物学
- Neuroscience 神経科学
- Disease Biology 疾患生物学 など
※エヌ・エイ・アイ(NAI)の校閲者は、その専門性はもちろんのこと、論文を一流の科学英語として仕上げることにおける専門家の集団です。上記の分野に当てはまらない場合でも、過去の経験則から、ほぼ99%以上の論文は校閲対応が可能です。お気軽にお問合せください。
これまでにサポートした原稿の投稿先(一部)
- Molecular Cancer Therapeutics
- Molecular biology of the cell
- Molecular microbiology
- Journal of Molecular Evolution
- BBA Molecular Cell Research
- Human Molecular Genetics
- Nuclear Medicine and Molecular Imaging
- Molecular Therapy
- Molecular Phylogenetics and Evolution
※この他にも、❶お客様からご連絡を頂戴していない投稿先ジャーナル、❷アクセプトのご報告を受けながらも公開できないケース等、多数の投稿先ジャーナルがございます。なおエヌ・エイ・アイ(NAI)の論文校閲サービスを受けた後、上記の投稿先ジャーナルに投稿された論文すべてがアクセプトされたわけではありません。しかしながら、後日再びエヌ・エイ・アイ(NAI)の論文サポートを受けられた際のヒヤリング等の結果、その大多数が何らかの形で論文として掲載されているとの報告を受けております。
分子生物学を担当する主な校閲者
G.S.
国籍:インド
学歴・資格:PhD in Genetics / Computational Bio, MFSc in Agricultural Sciences, BFSc Agricultural Sciences
論文掲載経験:多数あり。
査読歴・専門分野等:PLoS ONEやPNASといった著名専門誌での査読経験を有し、現在も米国での研究費申請の審査等を行っている。Genetics、Molecular Evolution,, Bioinformaticsなどをはじめ、水産科学、行動生態学などを専門とする。
G.S.
学歴・資格:PhD in Molecular Pharmacology, MSc in Molecular Biology, BSc in Biomedical Sciences
論文掲載経験:あり。
査読歴・専門分野等:イギリスの大学で生物医学の学士と分子生物学の修士を取得し、その後小児急性リンパ芽球性白血病における薬剤耐性の発達を研究、分子薬理学博士号を取得。大学と企業での勤務経験を持ち、基礎研究のみならず、臨床研究の経験も積んでいる。医学/科学の校閲者やメディカルライターとして長年の経験があり、腫瘍学、心血管疾患、皮膚科などの治療分野に豊富な知識を持つ。
A.E.
国籍:アメリカ
学歴・資格:BA in Biological Basis of Behavior (Neuroscience)
査読歴・専門分野等:科学全般に渡って校閲経験が豊富。なかでも生物学や医学領域の校閲を得意とし、NAIの校閲者として20年以上の経験を有し、日本人が書く英語の特徴を理解した上で、校閲を行う。
B.K.
国籍:アメリカ/ドイツ/フランス
学歴・資格:PhD in Biochemistry, BA in Biochemistry and Ethnomedicine
論文掲載経験:多数あり。
査読歴・専門分野等:アメリカ大学で生化学と民族医学の学士を取得後、ドイツの癌センターとフランスの大学で生化学の博士号を取得。生化学、分子生物学、細胞生物学、プロテオミクスなどの基礎的ながん研究の生物医学研究の科学者としての25年間のキャリアの中で、20以上のピアレビューされた科学論文、レビューおよび書籍を発表した。Springer のAmino Acidsの編集者として、数多くの研究論文を査読し、雑誌の特別号を作成にも携わる。英国と米国の両方の英語に堪能で、校閲が可能。
C.K.
国籍:イギリス
学歴・資格:PhD in Physiology and Endocrinology, BSc in Biological and Molecular Science,
論文掲載経験:多数あり。
査読歴・専門分野等:遺伝的側面からの脳科学、Gene Mapping等の研究での出版経験を多数有す。趣味が転じ、スキューバの講師などを務める中、これまでの経験を活かしたメディカルライティングのセミナー、専門的アドバイスおよび校閲を展開する。
G.W.
国籍:アイルランド
学歴・資格:PhD in Pharmacology
論文掲載経験:多数あり。
査読歴・専門分野等:自身の豊富な出版・査読経験を活かし、薬学はもちろん、特に癌研究、遺伝治療を得意とする。
G.S.
国籍:デンマーク/アメリカ
学歴・資格:PhD in Biochemistry and Physiology
論文掲載経験:多数あり。
査読歴・専門分野等:NCRR Reporter等雑誌の編集暦を持つ癌研究者。アメリカ国立癌研究所(NIS)やアメリカ国立衛生研究所(NIH)での研究暦を持つ。査読暦も長く、これまでに複数の専門雑誌にて編集経験も有す。NAIの校閲者として約25年の経験を有す。
L.J.
国籍:イギリス
学歴・資格:PhD in Biochemistry.
論文掲載経験:複数あり。
査読歴・専門分野等:JBCをはじめ、複数の生化学系専門誌において出版。食品科学、生化学、プロテイン工学分野において研究。
M.N.
国籍:イギリス
学歴・資格:BA in Biochemistry, PhD in Biochemistry,
論文掲載経験:多数あり。
査読歴・専門分野等:JBC、Biochemistry, J. Glycobiology, J Virologyなど、専門誌において出版経験が豊富。査読経験も出版経験同様、生化学分野とくにプロテイン工学においての原稿を得意とする。
P.G.
国籍:イギリス
学歴・資格:MA in Natural Sciences, PhD in Transplantation Immunology, Dr. habil in Transplantation Immunology
論文掲載経験:多数あり。
査読歴・専門分野等:IFの高い雑誌においての投稿経験はもちろん、査読者・編集長としての経験も豊富。基礎系の医学論文の校閲歴が非常に長い。自身の専門とする免疫分野、加齢医学研究はもちろん医学であればほぼ全体的に網羅。
P.R.
国籍:アメリカ
学歴・資格:PhD in Microbiology with Minor in Biochemistry, BS in Chemistry
論文掲載経験:多数あり。
査読歴・専門分野等:J Bact, Gene, Appl. Env. Microbioなどといった専門誌での出版経験また査読経験を有する他、自身の研究にてパテント申請経験がある。
R.G.
国籍:イギリス
学歴・資格:PhD in Biochemistry
論文掲載経験:多数あり。
査読歴・専門分野等:JBCやNATURE等での投稿経験も豊富。査読者としての経験だけではなく、科学者としての経験が生きる校閲を常に提供し、NAIの校閲者として長年活躍。
T.C.
国籍:イギリス
学歴・資格:PhD in Genetics, BSc in Zoology
論文掲載経験:多数あり。
査読歴・専門分野等:投稿・査読経験、いずれも豊富。細胞工学、遺伝、発達科学を得意とする。
V.R.
国籍:オランダ
学歴・資格:PhD in Molecular Biology, MSc in Chemistry, MSc in Philosophy, BSc in Chemistry
論文掲載経験:複数あり。
査読歴・専門分野等:Nucleic Acid Res, JMB, Genetics, RNA, Yeastなどの専門誌での出版経験を有し、Scientific Editorとして複数の雑誌に関わる。RNA, Yeastなど分子生物学を専門とする。
W.H.
国籍:フランス/アメリカ
学歴・資格:PhD in Molecular and Cell Biology, BS in Biochemistry
論文掲載経験:多数あり。
査読歴・専門分野等:複数の著名専門誌においての出版経験の他、査読経験あり。大学および国立の研究室で 10 年以上の研究経験を持つ。植物分子生物学をはじめとする植物学を専門とする。
W.M.
国籍:アメリカ
学歴・資格:PhD Virology and Cell Biology, BS Molecular and Cellular Biology
論文掲載経験:多数あり。
査読歴・専門分野等:自身の投稿経験を活かし、指導、国際コラボ研究を現在も実施中。がん研究に長けている。Peer Review経験が豊富な他、論文指導、複数の著名雑誌の査読者としても活躍中。
Y.G.
国籍:インド
学歴・資格:PhD in Biological Sciences, MS Plant Sciences
論文掲載経験:あり。J Neurosci., Cell Tissue Res., Animal Behav, J Biol Rhythm Res, J Biol Rhythms, Current Sci.等
査読歴・専門分野等:植物学を専門とする校閲者。テクニカルエディターとしての経験も長く、NIHでのフェロー研究者としての経験がある。日本での共同研究経験があり、日本人に共通する英語のミスを熟知している。分子生物学、生化学、細胞生物学、生理学にも造詣が深い。
G.M.
国籍:オーストラリア
学歴・資格:PhD in Cell Biology, BSc in Microbiology and Biochemistry
論文掲載経験:多数あり。
査読歴・専門分野等:細胞生物学における生物医学研究科学者として25年のキャリアを持ち、糖尿病、癌研究、血管生物学に特に精通している。イギリス英語・アメリカ英語両方の校閲が可能。
※この他にも多数の校閲者のサポートを受けております。なおエヌ・エイ・アイ(NAI)の論文校閲は、必ずしも「分野が適合している」から故、最高のパフォーマンスを出すわけではありません。お客様と校閲者との相性、そして投稿論文の内容と校閲後のアクセプト率等、総合的な要素を勘案してお客様にとっての最適な校閲者の選択をさせていただいております。そしてエヌ・エイ・アイ(NAI)では、創業当初よりお客様による校閲者指名を校閲の無料オプション(カジュアル校正では指名はできません)としてご提供させていただいております。
分子生物学を担当する主な翻訳者
A.M.
翻訳専門分野:精神医学、医学全般、学術論文、発表抄録
経歴:国立大学医学部卒業、精神科医師として20年程臨床経験を積んだ後渡豪。シドニー大学生命倫理学修士、ニューサウスウェールズ大学公衆衛生学修士。豪州での臨床経験を経た後、現在はフリーランスとして翻訳(日英)に従事、豪州在住。臨床現場で用いられる英語と学術英語の両方に造詣が深く、医療統計学や疫学にも精通している。
A.T.
翻訳専門分野:免疫学、微生物学、遺伝学、植物分子生物学
経歴:京都大学理学部博士課程修了後、同学部助手。渡米し、コロンビア大学やスタンフォード大学等でポスドクを経験後、ハーバード大学医学部Research Assistant Professor。現在は米国バイオ製薬企業に勤務の傍ら、翻訳に従事。Nature, Cell, PNAS等に基礎研究論文を発表し、科研費やNIHグラント等の取得経験もある上、医薬品開発等の応用研究に関する知識も豊富。
K.L.
翻訳専門分野:医学・薬学・生物学・バイオ・歯科学分野などの学術論文・抄録、技術文書/資料、発表原稿、治験、特許明細書などの日英・英日翻訳
経歴:東京医科歯科大学大学院博士課程修了(専門:細胞学・分子生物学)、ポスドク(研究員)として米国とカナダの大学の生物学系研究室に6年間勤務。その後、フルタイムの翻訳者に転身。フリーランサーとして10年以上の経験を積む。カナダ在住。
M.C.
翻訳専門分野:医学・薬学・再生医療・臨床研究・医療統計学
経歴:米国ロチェスター大学 (専攻:医療工学、副専攻:化学工学)を卒業。在学中は治療用適合物質研究室にて白血病治療の薬物輸送の研究に携わる。2022年現在シアトルのNPO法人の臨床研究データマネージャー。
主な翻訳経験は、臨床・非臨床の医学論文、治験薬概要書、同意・説明文書、臨床試験・研究報告書、再生医療製品、医療機器カタログなど。ほんやく検定、医学・薬学(日英)1級合格。
匿名希望
翻訳専門分野:医薬・バイオ(論文・治験・製造)
経歴:理学系大学院修士修了後、メーカー勤務(研究・製造技術開発)。 退職後、フリーランス翻訳者(日英・英日)。
Y.T.
翻訳専門分野:医薬系(治験、CTD、市販後調査、薬剤疫学、学術論文など)
経歴:国立大学外国語学部卒業後、国内大手製薬会社に勤務、海外事業部門、市販後調査部門、研究・臨床開発部門でメディカルライティングを含む英語文書作成に従事した。定年退職後、フリーランスの在宅翻訳者になる。産業翻訳全般(日英・英日)に関しては、30年近くの経験を有する。2002年から2018年現在、日本メディカルライター協会(JMCA)正会員である。ICH-GCP、臨床統計、publicationの動向についての知識がある。
※分子生物学系はNAIの翻訳者の得意とする分野です。したがいまして多少専門性が異なっていても、その経験や深い知識から各論文の分野に応じて適切な翻訳を行なうことができます。安心してお任せください。